即ち、誰も検証した事が無い噂話や、あるいは、特定の誰か一人が「思いつき」で施策した事が、アルゴリズムの穴やシステム挙動の隙を突いて「たまたま」成功しただけだとしても、それがいつの間にか「基本」や「定番」として認識されてしまっている、という事らしい。
もちろん、逆も真なりで、名のあるSEO業者が「○○という手法はスパム判定される」と発言すると、実際のデータが提示されていなくても、我々「素人」は怖れ慄いて、その手法から慌てて手を引くという訳だ。
いわゆる「ワードサラダ」も、それにあたる「スパムとされている手法」の一つである。
(英語版wikipediaの「Word salad」も併せて読むと面白い)
しかし、だ・・・
仮に、一行目は英語、二行目は日本語、三行目をロシア語で文章を書いたとする。もちろん、その三行を任意の他言語に翻訳すれば、文意、文脈はちゃんと(人間には)通じるように書いたとする。
さて、この場合は「ワードサラダ」か??
一度、検索エンジン云々から意識を離して、単に「国語」や「言語」という視点で考えてみて欲しい。
なにしろ、「銀座でお寿司を食べたいですね」という文と、「ザギンでシースーしてぇよなぁ」という文を、我々日本人は「同じ意味内容」として理解しているにも関わらず、検索エンジンからは後者のみを「ワードサラダである」と判定されては、ある意味、普通の日記すら書けないではないか。
百歩譲って、言語学者の協力を得て、ヨーロッパの言語だけは完全にワードサラダか否かを判定できるアルゴリズムが既に適用されているとしよう。
いや、むしろ、その可能性は高いといえる。
しかし、いくら御大Google様といえど、現在地球上で使われている全ての言語に全く同一のアルゴリズムを適用して、ワードサラダを判別する技術があるとは考え難い。
それこそ、「一企業」の研究開発範囲を超えてしまう大仕事だ。
なので、現時点では以下のように推論する事ができる。
「現時点では、ワードサラダは当該言語のサイト(もしくはサーバ)が置かれている国の支社(日本のサーバに置かれた日本語サイトならGoogle日本支社)の社員が、目視で判定している可能性が高い」
結局、この記事で何が言いたいのかといえば、決して「サラダ屋」からのリンク購入を推奨するワケではないが、さりとて、現時点ではサイトタイトルが日本語で、なおかつ文章の大半が日本語で構成された「サラダ」は、アルゴリズムでは判別不能であり、「検索エンジンの中の人」が目視しない限り有効である、という事だ。
【思い込み】
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